トップ >[ 栄養食品 ]> 青汁 記事一覧 > 青汁徹底比較!ケールVS大麦若葉

pencil.gif 青汁徹底比較!ケールVS大麦若葉

少し前までは、「青汁」といえば「マズいっ!もう一杯」のケールの青汁だったような気がします。
ケールの青汁はスーパー野菜と呼ばれるケール100%のジュースで、確かに慣れが必要な風味があります。

ところが、今は「おいしい青汁」が勢いを増しているようです。
おいしい青汁というのは、大麦若葉を原料とした青汁で、見た目はケールの青汁と変わりません。TVショッピングでもおなじみですよね。まったくクセのない味で、最初の一杯からおいしく飲めます。

しかしここで疑問が・・・
「こんなにおいしくていいの?」
「良薬口に苦し・・なんじゃないの?」

要するに栄養価はどうなのか?ってことです。
ケールと大麦若葉、同じ栄養価なら、おいしい方を飲みますよね。
そこでいいサプリ.netではケールの青汁と大麦若葉の青汁を徹底比較してみました。

ケール代表として、ケール青汁の新定番「ファンケル青汁」。
大麦若葉代表としては、今TVショッピングで破竹の勢いを見せる「アサヒ緑健の緑効青汁」を選びました。

ファンケルの公式サイトには五訂日本食品標準成分表に基づいて、原料であるケールの栄養価が掲載されています。
一方、アサヒ緑健の公式サイトにも食品成分表に準拠した栄養成分表示がありました。
このデータを単純に比較したのが↓です。

aojiru_1.gif
・ケールと緑効青汁、それぞれ100gの栄養成分比較。単位は全てmg。
・緑効青汁の場合、ロットにより成分量のばらつきがあるようなので中間値を採用しました。
・ビタミンAに関しては、両者とも全てβ-カロテンに換算しました。

これを見る限りでは、圧倒的に大麦若葉、緑効青汁の勝利です。

実際、他の大麦若葉青汁メーカーのサイトでも、同じ条件の栄養成分表を掲載し、
・・・上記の表から大麦若葉の栄養素が他の野菜を抜いて、豊富に含まれていることが分かります。
緑黄色野菜の「ケール」よりも群を抜き、少量で、毎日の健康維持に必要な栄養素を補給できます。・・・とのコメントがありました。

「おいしくって、ケールより栄養もあるんなら大麦若葉でいいじゃん」(^_^)v

ちょっと待ってください!違うんです。
賢明なる読者の皆様はすでにお気づきと思いますが、上の比較には数字のマジックがあります。

文部科学省が編集している五訂日本食品標準成分表というのは大変権威のあるものです。管理栄養士の栄養指導や給食の栄養計算等はみんなこの表にもとづいて行われています。
問題は、この表にケールは掲載されているものの、大麦若葉は掲載されていないということにあります。

五訂日本食品標準成分表では食品100gあたりの成分を表示していますが、アサヒ緑健や他の大麦若葉青汁メーカーは製品100gあたりの成分を表示しています。アサヒ緑健の緑効青汁の場合、1回量が3.3gなので30回分の成分量ということになります。
一方、ファンケル青汁の場合、1回量は粉末、ストレートいずれもケール生葉120g分の栄養成分が含まれています。

それでは1回量(1回に飲む量)の成分比較をしてみます。
大麦若葉の緑効青汁は製品3.3gあたりの成分量、ファンケル青汁はケール120g分の成分量で比較します。

aojiru_2.gif

いかがでしょうか。
一転してケールの圧勝ですね。

これが結論です。

ケールと大麦若葉、栄養価の比較でまともに勝負になるのは、鉄分ぐらいで、他の栄養成分は大麦若葉はケールの足下にも及ばないというか、文字通りケタが違います。

「良薬口に苦し」・・青汁に関しては、この格言は生きているようです。

(2006.10.4 更新)

青汁 記事一覧に戻る